依頼者:20代男性・解体工
後遺障害:股関節の機能障害(併合9級)
解決までの期間:約3年
被害者はバイクを運転中に自動車に衝突されて負傷してしまいました。相手方は事故態様に問題があるとし、裁判へと移行しました。
交通事故の態様に大きな争いがあり、交渉段階では相手方との示談が成立しませんでした。事故態様を争った結果、当方の主張が認められました。被害者の友人が事故を目撃しており、陳述書を証拠として提出し採用されたことが決定的な要因となりました。
また、股関節の機能障害についても争いがありました。相手方の協力医の意見書では、障害の程度は低いと判断されていました。これに対し、当方は、被害者の主治医に症状の程度や内容について詳しく聞き取りを行いました。その上で、相手方協力医の意見書に対する反対の意見書を作成していただきました。
結果的に裁判には勝訴し、約4200万円の支払いを命じる判決を受け、全額を回収することができました。
今回ポイントとなったのは、主治医への聞き取りでした。主治医と良好な関係を築くことで、意見書を書いていただくことが可能となりました。裁判でも、最後まで争うことで被害者の利益を確保することが出来ました。
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